2011年7月15日金曜日

元イタリア代表主将カンナバーロが現役引退「サッカーは僕のすべてだった」

また一人名手と呼ばれた選手がフィールドを去っていくわね。パルマ時代は中田英寿選手と同じチームメイトであり、2006年FIFAワールドカップではイタリア代表のキャプテンとして優勝に導いた世界最高のDFね。そのフィジカルの強さや熱い魂、太い眉毛は一度見たら忘れることなんて出来ないわ。彼の姿がピッチで見られないのは本当に寂しくなるけれど、これからは選手を育てる側として頑張ってもらいたいわね。


2006年のワールドカップ・ドイツ大会では主将としてイタリア代表を優勝に導くなど、世界屈指のセンターバックとしてその名をとどろかせたDFファビ オ・カンナバーロが9日、所属するアル・アハリの本拠地ドバイで記者会見を開き、現役引退を発表した。一時はパフォーマンスの低下を理由にアル・アハリが 同選手の解約解除を決めたと報じられたが、同クラブはカンナバーロに対して、現役引退後もテクニカルスタッフとして残る道をオファーしたようだ。

「今はとても悲しい。サッカーは僕のすべてだったので、これは決して簡単な決断ではなかった。不幸にもその時は訪れてしまったが、この状況を乗り越えなければならない」

カンナバーロはまた、ひざの故障が原因で引退を余儀なくされたことを説明した。

「クラブとの契約はもう1年残っていたので、当然ながらあと1シーズンはプレーするつもりだった。しかし、左ひざの軟骨にデリケートな問題を抱えてしまった。高いレベルのプレーに耐えられないことが分かった以上、引退するべきだと判断した」

アル・アハリ在籍わずか1シーズンでスパイクを脱ぐことになったカンナバーロだが、今後も引き続きクラブに残って仕事を続けることを明かした。

「現役を終えることになったとはいえ、僕にはまだここでやりたいことがある。幸いにも、クラブはテクニカルスタッフの仕事をオファーしてくれたので、その好意を受けるつもりだ。最初はイメージが先行してしまうかもしれない。ハードワークが必要だと思っている」

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