2011年7月13日水曜日

宇佐美、欧州NO1選手目指しクライフの「14」背負う

サッカー経験者ならば誰もが一度は聞いたことであろうヨハン・クライフの名前。あのジダンのマルセイユターンの様に彼独特のターンはクライフターンと呼ばれ、小さい頃はアタシもよく真似したものよ。そんな英雄の背番号を選択するなんて、アタシとっても嬉しいわ。今以上に応援しちゃう!頑張るのよ!



ドイツの名門・バイエルンに移籍する日本代表MF宇佐美貴史(19)=G大阪=の背番号が「14」に内定したことが11日、分かった。複数の候補の中か ら、G大阪の西野朗監督(56)が敬愛するオランダの英雄、ヨハン・クライフ(64)の代名詞でもある番号を選択した。宇佐美は恩師の思いも背負い、クラ イフのような欧州NO1プレーヤーを目指す。

バイエルンでの挑戦は、クライフが愛した「14」を背に始めることになった。8番などほかにも候補がある中、宇佐美が選んだ。その理由は西野監督が選手 としても、監督としてもクライフを敬愛しているから。指揮官はこの日、「あいつからわざわざ報告に来てくれたからね。14番にしましたって」と宇佐美の決 断を喜んだ。

クライフは母国・オランダや所属したバルセロナでは伝説的英雄だが、ドイツでは74年の西ドイツW杯決勝で“皇帝”ベッケンバウアーに敗れた相手と見ら れており、人気は決して高くない。バイエルンでも背番号14は、かつて01年から5年連続で2ケタ得点を挙げたペルー代表のFWピサーロ(32)=現ブ レーメン=がつけていたが、ここ数年は空き番号となっている。

G大阪では西野監督就任以後、MF家長=現マジョルカ=、FW平井ら指揮官が期待する若手にクライフの番号を与えてきたが、宇佐美はタイミングが合わ ず、09年のデビューは33番で今年から11番に変更した。クラブ最年少となる17歳14日でのプロデビューなど、チャンスを与えてくれた指揮官への感謝 の思いを忘れないためにも、自らクライフの番号を背負うことを決めた。

宇佐美はこの日、大阪府吹田市内のクラブハウスでロッカールームを整理。「終わって何もなくなったのを見ると、さみしくなりますね…」とつぶやいた。G 大阪での試合は13日の神戸戦(万博)のみ。すでにドイツでのマネジメント会社も今年結婚した蘭夫人(19)と同じ事務所「セント・フォース」に決まるな ど、着々とドイツでの生活の準備は進んでいる。

宇佐美はドイツ入り後、最初の試合は19日の親善試合、ハンブルガーSV戦があるが、合流直後の宇佐美がいきなり出場することは難しい。デビューは26 日にホームで行われるACミラン戦となる可能性がある。目標とするバロンドール獲得へ、宇佐美がクライフの「14」でドイツを席巻する。

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