2011年7月9日土曜日

U―22日本、入った!“天国の組”…五輪アジア最終予選

こういう世界的に大きな大会でいい結果を残すには、クジ運もついてなければならない時もあるのよね。今回日本はもっていたわね。けれど格下相手とはいえ油断は禁物よ!舐めてかかったらそれこそ噛み付かれてしまうわ!油断しないで全力を尽くしてほしいわね!


U―22(22歳以下)日本代表が出場するロンドン五輪アジア最終予選の組み合わせ抽選会が7日、マレーシア・クアラルンプールで行われ、第1シードの 日本は、第2シードのバーレーン、第3シードのシリア、第4シードのマレーシアと同じC組になった。強豪が固まったA、B組に比べれば恵まれた組み合わせ で、関塚ジャパンに追い風が吹いてきた。また、8月10日の親善試合(札幌)でU―22エジプト代表と対戦することが発表された。

第1シードの日本はC組に入った。3月の遠征で1勝1敗と手こずったウズベキスタンをはじめUAE、イラク、サウジアラビアなど強豪国は、すべて別の組 へ散った。長い移動時間や気候面など厳しい戦いを強いられる中東の3チームが集まることを避けられた上、対戦相手にも恵まれた“うれC”組だ。

A代表のFIFAランク13位の日本に対し、3か国とも100位台。U―22代表のレベルは同等に測れないが、格下であることは間違いない。関塚隆監督 (50)は「最終予選なので、どのグループも強豪ぞろい。厳しい戦いになる」としながらも「特にBグループは強豪が集まった印象」と本音をのぞかせた。

C組の中で最も手ごわいと思われるバーレーンについて、関塚監督は「中東らしい縦に速いチーム」と警戒するが、2月の中東遠征では2―0と勝利してい る。昨年の広州アジア大会では、マレーシアにもFW永井の1得点1アシストで2―0と快勝。関塚監督は「いいシミュレーションになっている」と自信をほの めかした。さらに、8月10日の親善試合の相手がエジプトに決まったことで「シリア対策にもつながる」とプラス材料が並ぶ。

2次予選はクウェートを2戦合計得点で上回ったが、アウェーでは黒星を喫した。選手の体力を奪ったのは気温40度の酷暑。バーレーン、シリアも同じ中東 だが、アウェーのバーレーン戦は11月、シリア戦は来年2月で、暑さは比較にならない。さらに、両国とも反体制デモによる騒乱が続いており、治安問題が解 消されなければ、アウェー戦が中立国で開催される可能性もある。

9月21日の第1戦、マレーシア戦から来年3月まで続く長丁場。関塚監督は「(五輪切符獲得の)1位通過を考えたら、どの試合も大切になる。2次予選以上のスケールアップと、より精度を高めていくことが大事」と表情を緩めることはなかったが、“追い風”は吹いている。

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