2011年6月1日水曜日

長友「チョー気持ちいい」インテル連覇で欧州初タイトル!…イタリア杯

本当に長友選手にとっては激動の一年だったんじゃないかしら。今やインテルという世界最高峰のチームの一員ね。W杯以降、現日本代表のメンバーは目に見えて飛躍したわね。彼らの活躍と成長が今後の日本サッカー界にとって大きな影響を与えていくのは確実ね。今後の世界の中での日本代表の活躍や、次回のW杯が今から楽しみよね!


◆イタリア杯・決勝 インテル3─1パレルモ(29日・ローマ) インテルの日本代表DF長友佑都(24)が、欧州初タイトルを獲得した。決勝のパレル モ戦に右サイドバックでフル出場し、3―1で勝利。インテルは2年連続7度目の優勝を果たした。内田(シャルケ04)、本田(CSKAモスクワ)に続き、 欧州主要国で日本人がカップ戦“3冠”となった。長友は31日、日本代表合流のため帰国する。

「チョー気持ちいい!! 北島康介さんの、あの気持ちが分かりました」

セリエA挑戦1年目でつかんだ初のタイトル。長友は優勝トロフィーを手に「重いですね…。最高でした」と笑顔を見せた。プライベートでも仲がいいオランダ代表MFスナイデルと肩を組んで大はしゃぎし、世界的スター軍団のチームメートと次々に抱き合った。

出場停止の右SBマイコンの穴を埋める形で先発。攻めを自重し、失点しないことを優先する指示を忠実に遂行した。初優勝を狙うパレルモに攻勢を許したが、FWエトーの2発でリード。終盤に1点を返されたが、後半47分にFWミリトが3点目を奪った。

舞台は、くしくも昨年8月30日にチェゼーナの一員としてセリエAデビュー(ASローマ戦)を飾った地だった。それから9か月。セリエA残留が最大目標 だった弱小クラブから、常勝が義務づけられる世界最強クラブの一員になった。「どんな舞台に立っても、どんな選手とサッカーをしてもブレなくなった。それ でピッチ上で余裕が持てるようになった。心の余裕とかメンタルの強さが、この一年間で成長した」と振り返る。

インテルのブランカ強化部長は「長友にはチーム全員が満足している」と話し、来月22日からチェゼーナと完全移籍へ向けた話し合いを行うと明言。長友は 「レオナルド監督がインテルに呼んでくれた。監督のために優勝できてよかった」と恩師に感謝。そして震災に苦しむ日本に向け「僕らがいいニュースを頑張っ て届けないと。それが使命だと思う。(帰国したら)被災地に行きたい」と話した。

「この一年は10年分くらいの経験をしたような感じで濃すぎて…。W杯が何年も前のよう」。W杯16強、F東京退団、チェゼーナ入団、アジア杯優勝、インテル電撃移籍、セリエA2位、欧州CL8強―。濃厚すぎる一年を最高の形で締めくくった。

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