2011年6月2日木曜日

関塚ジャパン3発!豪州に逆転勝ち!

U-22日本のエースの独壇場だったわね。この試合、2得点1アシストと日本が挙げた得点全てに絡む活躍を見せたわね。それにしても彼のスピードは本当に世界レベルね。これはU-22だけでなく、全日本代表でも大きな武器となってくれるわ。この舞台をチャンスにしてどんどん上に駆け上がって欲しいわね。


サッカー・U-22国際親善試合(1日、日本3-1豪州、東北電)5大会連続となる来年のロンドン五輪出場を目指すU-22日本代表のFW永井謙佑 (22)=名古屋=が、2得点&1アシストの独壇場。U-22豪州代表に3-1と逆転勝利を飾った。前半早々に先制を許したが、同ロスタイムと後半19分 に快足を生かして連弾。19、23日にホーム&アウェーで行われる五輪アジア2次予選・クウェート戦へ、頼れるエースが存在感を示した。 

カミカゼだ。負け試合をエースがひとりで逆転した。0-1の前半ロスタイム。FW永井が50メートル走・5秒8の快足を飛ばし、MF山村のスルーパスに追いつく。DFを簡単に振り切ると、GKとの1対1もゴール右隅に落ち着いて沈めた。

「ヤマ(山村)がいいボールを出してくれた。最近、キーパーとの1対1を外していたので、相手が動かないのを見て端っこを狙いました」

両手を広げて2万3139人の歓声を浴びた。前半3分、豪州にカウンターを許して即失点。五輪アジア2次予選前の最後の公式戦で不穏なムードが漂う中、 快足FWが突風を起こして流れを変える。圧巻は後半19分の2点目。相手のバックパスに追いつき、GKがキャッチする寸前で右足を伸ばしてループ弾だ。

このスピードに味方もあ然。「2点目を見て“ウソだろう”と。追いつくとも思わなかった」と山村は目を丸くした。永井は開始早々に豪州DF陣の動きを見て、「遅いな」とニヤリ。後半39分には右サイドに開くと、FW大迫の3点目を呼ぶ高速クロスを上げた。

春先はリーグ戦とACLの連戦疲れに走りも鈍った。5月のU-22短期合宿のJ2岐阜戦も、時間限定の出場。関塚監督は「5月はキレがなかったが、復調 の兆し」と胸をなでおろし、「彼のスピードは武器になる」と改めてエースに指名。敵将のビドマー監督も「国際的なレベルにある。ザッケローニ監督も注目し ているだろう」と、すでにA代表級の実力があることを認めた。

永井本人も「自分が世界でどれだけ通用するか試したい」ときっぱり。その足で、ロンドンへの道を駆け上げる。

0 件のコメント:

コメントを投稿