2011年6月20日月曜日

宮市、アーセナル残留か移籍か…問われる実力と労働ビザの壁

これは宮市君にとって本当に重大な選択をしなければならない時が来ているわね。彼は将来本当にビッグプレーヤーになる素質を持った若き天才だと思うわ。それだけに、この選択によって彼の未来が劇的に変わってしまう可能性もあるわ。現在18歳というまだ少年といってもいい彼にこんなに大きな選択をさせるのは酷な気もするけれど、慎重に選択して彼なりに躍動していって欲しいわね。


アーセナルに所属する日本人快足FW宮市亮は新シーズンをどのチームで送るのか、去就が注目されている。

第一の選択肢はアーセナルへの残留だ。アルセーヌ・ヴェンゲル監督はプレシーズントレーニングのメンバーに宮市を加えると明言。パフォーマンス次第では、宮市が「夢」と語るエミレーツ・スタジアムでのプレーが実現することになる。

しかし、障害となるのがイギリスの労働ビザ取得の問題だ。宮市は「過去2年のA代表公式戦75%以上出場」という取得条件を満たしていない。将来有望な 若手プレーヤーには特例としてビザが発行される場合があるが、宮市の場合はオランダでの半年しかプロとしてのキャリアがなく、A代表への招集歴もないた め、取得できるかどうか不透明。最悪の場合、アーセナルがチームに加えたいと考えても制度の関係上、移籍を余儀なくされる可能性もある。

そこで第二の選択肢となるのがレンタル移籍だ。ビザ取得がかなわない場合や、実力的にアーセナルでのプレーが時期尚早と判断されれば、若い宮市にとって 試合経験を積むことが成長への近道。フェイエノールトで12試合3得点3アシストを記録したことで、宮市の獲得を目指すクラブも複数存在する。

フェイエノールトはもちろん、チャンピオンズリーグへの出場権を持つトゥウェンテや強豪AZも選択肢として浮上。また、イタリアのナポリが興味を示しているとも報じられている。

アーセナルへ残留し、レベルの高い中で学ぶのか。レンタル移籍し、実戦経験を積むのか。宮市は今夏、現在の実力を問われ、成長への選択を迫られることになる。

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