この少年の様な行動を、果たしてアタシが同じ状況下に陥ったときに出来るのかしら?分からないわ。こんな命の危険が及ぶ極限状態では、まず自分の命を最優先させてしまいそうよ。そう考えると、この15歳の少年に及ばない自分が恥ずかしくなるわね。とにかく、この素晴らしい子が活躍できない状況にいるなんて胸が痛むわ。アタシ達は自分に出来る限りの援助をして、この子達の未来に少しでもサポートしていかなければいけないわね。
未来のJリーガー候補が、震災の非常時の中で、尊い命を救っていた。サッカーJ1の仙台は24日、ユースに所属する藤沢恭史朗選手(15)が地震発生当日の11日に津波に巻き込まれた母子の人命救助を行っていたと発表した。
チームによると、藤沢選手は外出先から東松島市の自宅に戻る途中、津波に流された。その時、同様に流されてきた母と乳幼児に気がつき、右手で子どもを、 左手で母親を抱え必死に踏ん張った。濁流に流されながら、軽トラックを見つけ、屋根によじ登って避難したものの、あっという間に水かさが増し胸まで水に 浸った。176センチの藤沢選手は、子どもを肩車して難を逃れた。水が引いた後、2人を同市内の避難所まで送り届けた。
ユースチーム所属選手では最後まで連絡が取れなかったため、関係者も安否を心配していた。今週になって、山路嘉人育成部長(39)を通じ白幡洋一社長 (67)に連絡が入ったと言う。藤沢選手は小学校時代の2007年には宮城県代表として埼玉国際サッカー大会に出場。現在はセンターバックとしてプレー し、ジュニアユースに所属していた昨年12月には、全日本ユース選手権にも出場。将来を期待されている。
白幡社長によると、藤沢選手の自宅も津波で流され、今でも家族とともに避難所生活を続けている。「人命を救助した素晴らしい子がユースで活動できないなんて考えられない。特待生の制度を作るので、頑張ってほしい」と同社長。チームが援助することを約束した。
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