選手の厳しい採点で知られるガゼッタ紙で7.5点という高得点は自信に繋がるわね。ちなみに7.5点でどこが高得点なの?っていう方も多いと思うけれども、実はかなりの高得点よ。結構いい動きしてたわ~みたいな選手でも6.5点とかつけられちゃう感じだからね!7.5は相当高得点よ!今季の2得点目を決めた長友。あと何回おじぎパフォーマンスが見られるのか楽しみね。
◆セリエA最終節 インテル3―1カターニャ(22日・ジュゼッペ・メアッツァ) インテルはホームでカターニャと対戦。2―0の後半18分、日本代表 DF長友佑都(24)が今季2点目となるゴールを決め3―1で勝利した。長友は右サイドバックでフル出場し、代表でも重要なオプションとなることを証明。 インテルはリーグ戦を2位で終え、29日のイタリア杯決勝ではパレルモと対戦する。カターニャのFW森本貴幸(23)は出番はなかった。
鍛え抜かれた右足から放った弾丸シュートが試合を決めた。後半18分、ペナルティーエリア右サイドにいた長友は冷静だった。「いいタイミングで上がれて いた。パスが来ると思った」。シュートは相手DFに当たりネットに突き刺さった。3月6日のジェノア戦以来の2ゴール目に、サネッティ主将と恒例のおじぎ ポーズを披露。ゴールの数分後には、スタンドが揺れた。勝利を確信した5万6072人が一斉にジャンプを始めたのだ。
午後6時開始にもかかわらず気温は25度以上。消耗戦を予測し、前半は攻撃参加を抑えた。「暑かったから後半勝負だなと。相手がバテるのを待ってまし た」。その言葉通り、後半の攻撃はほとんど長友が起点となった。23日付の伊スポーツ紙ガゼッタ・デロ・スポルトは2得点のFWパッツィーニ(7点)を抑 えて、長友に7・5点の最高点をつけMVPに選出。インテル移籍後は平均的な6・0点が多かったが、4月23日のラツィオ戦に並ぶ自己ベスト採点&MVP に「厳しいガゼッタから選ばれたことは自信になる」と喜んだ。
すでに2位が確定していた“消化試合”だったが、長友にとっては重要なテストだった。イタリア杯決勝は右サイドバックのブラジル代表DFマイコンが出場 停止。レオナルド監督は決勝を見据えて長友を今季3度目の右で起用した。指揮官は「彼は右も左も中盤もできる。本当に役に立つ選手だ」と絶賛した。
最近は試合の前泊でサネッティと同室になることが多い。「何かを吸収したい」と観察すると、寝る前に15分間も両足を上げて腹筋を鍛えていた。インテル 一筋16年で公式戦700試合以上の出場歴を持つカリスマのまねを続けた。後半の雨で滑りやすくなったピッチでも涼しい顔でプレーを続けられたのは、普段 の努力のたまものだ。
次戦のイタリア杯決勝で、長かった欧州の1年目が終わる。「ここまできたら絶対に優勝しかない」。21日にドイツ杯を手にしたシャルケ04の内田篤人に続き、日本代表の両翼がタイトルを手に凱旋する。
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