震災以降、実に様々な慈善試合が行われて凄い額の義援金を寄付してもらっているわね。これもこういう試合を発案してくれる人たちとそれに協力してくれる人たちによって実現出来ているのね。すごくありがたい事であり、すごく素晴らしい事だと思わない?今回の震災で日本は本当に世界中の多くの国々に助けられているわ。応じてくれる海外の選手はもちろんのこと、今回の試合にも多く参加してくれる日本代表の選手達にも心から感謝したいわね。
今季、ドイツ・ブンデスリーガを制したドルトムントが10日、欧州リーグ所属の日本選抜チームと東日本大震災の復興支援のための慈善試合をデュイスブル クで行うことを発表した。MF長谷部誠(27)=ヴォルフスブルク=、FW岡崎慎司(25)=シュツットガルト=、DF内田篤人(23)=シャルケ04= ら7選手の出場が内定。ドルトムントのMF香川真司(22)は日本選抜での出場となり、今季リーグ王者に輝いたチームメートと初対決が実現する。
欧州組で構成される“ドリームチーム”が復興にひと役買うことになった。17日にドイツ王者ドルトムントとの慈善試合が決定。試合の収益はすべて震災復 興のための義援金となる。ドルトムントはホームで毎試合8万人を動員するなど熱狂的なサポーターが存在。開催地のデュイスブルクはドルトムントから約50 キロの近郊のため、多数のサポーターの来場が期待される。
この試合は日本代表で主将を務める長谷部が提唱したもので、3月29日に行われた慈善試合、日本代表―Jリーグ選抜戦のため帰国した際、代表選手に協力 を要請。「震災直後から何かできないかと話をしていました」。長谷部から相談を受けた松井大輔(グルノーブル)も「いろんな形でやっていきたい」と前向き な姿勢を見せていた。
ドルトムントなどと交渉、調整の結果、ドイツ・ブンデスリーガは14日に今季の全日程を終えることから、最終節直後の17日開催でまとまった。ドイツ勢 のほかにも15日でリーグが終了するオランダから安田理大の出場が内定。リーグ戦が続いているイタリア・インテルの長友佑都、スペイン・マジョルカの家長 昭博、ロシア・CSKAモスクワの本田圭佑らは各クラブと出場交渉を行っている。日本人選手以外にもJリーグでプレー経験がある元西ドイツ代表のリトバル スキー氏(51)も参戦予定だ。
特に注目されるのはチームメートとの初対決が実現する香川だ。1月のアジア杯で右足第5中足骨を骨折して以降はリハビリを続けているが、回復は順調で 14日の最終節(フランクフルト戦)で復帰が濃厚。現在はチーム練習にも合流した。この日、記者会見に出席した香川は「どうしても出たい」と意欲を示し た。
慈善試合出場が内定している7選手は、いずれも日本代表経験者だけに、コンビネーションやコミュニケーションの面でも問題は全くない。復興という同じ目標に向かってプレーすることは、代表強化という面においても大きな効果が期待できる。
◆東日本大震災復興支援の慈善試合
▽3月29日(長居) 日本代表―Jリーグ選抜戦。4万613人の大観衆の前で、後半37分にカズ(横浜C)がゴールを決め、大きく盛り上がった。収益1億6970万7176円などが寄付された。
▽4月2日(シンガポール) 元日本代表MF中田英寿さんら元日本代表合同チームがアルビレックス新潟Sと対戦。約6000人の観衆が集まった。17日には、タイ・バンコクでも開催予定。
▽同9日(ブラジル・パラナ) 元日本代表監督ジーコ氏、元鹿島のアルシンド氏らの呼びかけで「日本の親友チーム」―「パラナの親友チーム」戦が開催。約3万人の観衆を集め、収益は約40万レアル(約2000万円)。60%が日本に寄付された。
▽同13日(オランダ・アムステルダム) アヤックス―清水戦が開催。元市原(現千葉)監督のボス氏が発起人となり、清水の渡航や宿泊の費用も赤十字や 地元企業の負担でまかなった。約3万8000人が集まり、募金活動や試合の収益で約600万ユーロ(7億2600万円)が寄付された。
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