何というスピードゴール!って感じね。相手はこんなに早く得点されると結構士気が下がるのよね。強豪G大阪相手にこれだけの大勝が出来たのも少なからず1点目の影響が大きいんじゃないかしら?まだまだ記録的スピードゴールが生まれてもおかしくないわね。これからの試合にも期待したいわ。
◆J1第7節 広島4─1G大阪(24日・広島ビッグアーチ) 広島がホームでG大阪に4―1と快勝。試合開始28秒、日本代表FW李忠成(25)のゴー ルで先制し、その後もG大阪を圧倒した。1月のアジア杯決勝・オーストラリア戦での決勝弾以来となる公式戦ゴールを挙げた李は、早くも今季の得点王に名乗 りを上げた。新生・浦和は昨季王者の名古屋を3―0で下し、今季初勝利。ペトロヴィッチ監督(53)を迎え、5年ぶりの王座奪回へ復活ののろしを上げた。
まるで引き寄せられたかのように、ボールがこぼれてきた。開始28秒。右サイドのMFミキッチからのクロスを、MF森脇がシュートミスすると、その先に いたのは李だった。「偶然じゃない。時間は早かったけど、この瞬間のために準備してきたので」。アジア杯決勝のような豪快弾ではなかったが、冷静に左足を 振り抜き、今季初ゴールを決めた。
キックオフから相手に一度もボールを触らせることなく奪った得点に、お得意のパフォーマンスも披露。ゆりかごダンスで20日に生まれたFW山崎の第2子 (長男)誕生を祝うと、最後はピッチ上の全員で弓矢を放つポーズを決めた。「11人全員の思いを束ねるという意味で弓矢にしました」。ひとつになったチー ムは、その後も次々とゴールを重ねて計4得点。リーグ戦では01年11月3日(金沢)以来勝ちのなかったG大阪を圧倒した。
アジア杯決勝で“時の人”になってからも、さらなる進化を見据えてきた。今季から自宅に酸素カプセルを導入。知人を介して知り合い、友人でもある日本ハ ムのドラフト1位・斎藤佑樹投手(22)と偶然にも同じ機器で、自己管理を徹底してきた。そして準備万端で臨んだこの日「中断中もサッカーをしたくてうず うずしていた」思いを、ピッチ上で表現した。
ペトロヴィッチ監督も「幸先のいい先制点もあり、試合を通じて(相手にとって)危険なプレーができた」と大満足。立役者の背番号9は「強いG大阪に勝っ て、自信が確信に変わりました。得点王を狙うためにも、1試合1点は取っていく」と高らかに宣言した。サッカー界の“持ってる男”が、今季のJリーグを盛 り上げていく。
◆J1スピードゴール J1での試合開始後、最速ゴールは2006年4月22日にFW佐藤(広島)がC大阪戦(広島ビ)でマークした8秒。次いで 1996年11月6日のFW三浦知(当時V川崎)による市原戦(市原)での13秒。15秒以内のゴールがトップ5を占めている。
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