2011年11月22日火曜日

“山梨のカカ”白崎、得点王&全国制覇狙う!…全国高校サッカー

いよいよ高校サッカーの全国大会が始まるのね。アタシは毎年この高校サッカーが正直Jリーグよりも楽しみなのよね。一度負けたら終わりという容赦なき闘いの中で見せる高校生の表情が堪らないわ。今年もどんなドラマが繰り広げられ、どの高校が頂点を掴むのかしら。今からとっても楽しみね。


第90回全国高校サッカー選手権(12月30日開幕)の組み合わせ抽選会が21日、東京・汐留の日テレで行われた。大会NO1ストライカーのFW白崎凌 兵(3年)が主将を務める山梨学院大付(山梨)は、初戦となる2回戦で市西宮(兵庫)と対戦することが決定。清水入団が決まっている白崎は得点王と優勝の Wタイトル取りを誓った。開幕戦は国学院久我山(東京B)と東海大五(福岡)で決勝は来年1月9日。

白崎は、第1シード・市西宮との対戦が決まると思わず笑みをこぼした。昨年の優勝校・滝川二を県予選準決勝で破った強豪との激突は、初戦屈指の好カード となった。2年ぶりの全国優勝へ「もちろん全国制覇を狙っていきたい。2年前より強いと思う。これからプロになる以上、評価されるのは得点。得点王を取り たい。大迫君(現鹿島)は超えたい」と首都圏開催となった第55回大会以降の、1大会の個人最多得点記録、10得点超えでのWタイトルを宣言した。

選手権には苦い思い出がある。J1、J2計7クラブが争奪戦を繰り広げた。清水の山崎光太郎スカウトが「(ブラジル代表)カカのように自分でボールを運 べてゴールも決められる」と評価する逸材も、2年前のチーム初優勝時には、ベンチ入りできなかった。背番号「10」を背負い、チームの中心として挑んだ昨 年は、準々決勝で流通経大柏(千葉)に1―2で敗戦。自身も大会1得点と不完全燃焼に終わった。

今年はけがにも苦しめられた。昨年から痛めている恥骨炎の影響で、今夏の高校総体から10月の山梨県予選まで約2か月半の間は試合には出場せずに、リハ ビリに費やした。復帰した同予選では3試合3得点。チームは計17点を奪っていただけに数字的には物足りない。「100%でやれることはない」と本大会で もトップパフォーマンスでやれる可能性は低い。それでも「みんなに助けられた。全国ではみんなを助けたい」という思いが白崎を前へ突き進ませる。

「日本一になるためにここにきた。人生で一度も全国制覇したことがないので絶対優勝したい」と話すエースが仲間を引っ張り、自らの手で栄冠をつかんでみせる。

0 件のコメント:

コメントを投稿