スポーツと科学は何の関係もないようで、実は切っても切れない関係なのよね。選手のポテンシャルを最大限に引き出す事の出来る道具やトレーニング方法は全て化学によるものだわ。しかしICチップ入りのスパイクは本当に気になるわね。でもアタシは絶対に履きたくないわ。だってサボってるのバレちゃうじゃない。
サッカー・日本代表合宿(10日、ドゥシャンベ)11日のブラジルW杯アジア3次予選・タジキスタン戦に向け、ドゥシャンベ市内の会場のドゥシャンベ・ セントラル競技場で公式練習を行った。FW香川真司(22)=ドルトムント=は、土むき出しで雪解けの劣悪ピッチを、世界初のICチップ付きの新スパイク で乗り越える。
氷点下の気温と降り積もる雪に震えた前夜とは一転、気温20度まで上がったドゥシャンベ市内。香川は春のような陽気の中、穏やかな笑みを浮かべていた。
「ちょっとやりにくいのはあるけど、思った以上にひどくはなかった。気候も暖かいし大丈夫」
試合会場のドゥシャンベ・セントラル競技場での公式練習。いたる所で土がむき出しになり、解けた雪でピッチにはぬかるみもできていた。しかし、徒歩でピッチを周回するなど入念に状態を確認した香川は、「問題ない」と言い切った。
“秘密兵器”の投入が確信を後押しする。契約するアディダス社の新スパイク『アディゼロF50』をタジク戦で公式戦初投入することを決断。「感触もいいです」と手応えを口にした。
朱色と黄色のド派手なスパイクは173グラムという異次元の軽さに加え、世界で初めてICチップを内蔵した“ハイテクシューズ”だ。走破距離やスピー ド、ダッシュ数などを自動計測し、プレーの質が即座に分かる優れもので、ピッチ状態に適している靴の設定なども論理的に判定できるという。
この日の練習でも着用し、データの蓄積や感触を確かめた香川。細かいタッチでのドリブル突破を武器にするアタッカーにとって、最大の敵になる極悪ピッチの影響も最小限に抑えられる。
また、関係者によると予選2連戦直後の19日のバイエルン戦に、セリエA・ACミランの強化担当者が初視察に訪れることも判明した。ミランは心臓疾患で離脱したイタリア代表FWカッサーノの代役補強が急務。夢のビッグクラブ移籍も現実味を帯びる。
「早い時間帯に点を取ることが大事。ボールも回せると思うし、スタイルを変えずにやりたい」
タジク戦で通算10点目を決めれば、元日本代表FW釜本邦茂氏を9日上回る22歳7カ月25日の史上最年少代表2けた得点記録も達成。ハイテク靴を得た「メカゴジラ」ならぬ「メカカガワ」が、予選突破も、夢の実現も導いてみせる。
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