これは錚々たるメンバーの名前が連なったわね。自身も一流の選手であるカカの口から出た言葉とあっては重みが違うものね。しかしカカのいう事が100%正しいとは限らないわ。なんせカカはメッシと同じチームでプレーした事がないのだもの。本当に偉大な選手というものは、同じチームメイトとしてプレーしてみないと本当の実力は分からないと思うのよ。これから二人が同じチームで共に戦う事になる可能性はゼロではないわ。もしそうなった時にカカがどのようなコメントをするのかが楽しみね。
レアル・マドリーのMFカカは、母国のテレビ番組とのインタビューで、今年のFIFA(国際サッカー連盟)バロンドール(世界年間最優秀選手賞)の最有 力候補と目されている宿敵バルセロナのFWリオネル・メッシよりも、チームメートのクリスティアーノ・ロナウドの方が完成度が高い選手であるとの見解を示 した。
「世界最優秀選手の選出は相対評価となる。なぜなら、こういった賞を獲得できるか否かは、チームの成績次第だからだ。メッシとC・ロナウドは共に世界屈指 の選手だ。とはいえ、現代サッカーにおいて最も完成された選手といえば、C・ロナウドの方だろう。彼は左右両足、ヘディング、フリーキックとあらゆる形で ゴールを奪えるからだ。メッシは天賦の才を持った規格外の選手だ。だが、完成度ではC・ロナウドの方が上だろう」
カカはまた、メッシの並外れた才能を認めながらも、バルセロナで実力を発揮できているのはチームメートによるサポートが大きいとの見解を示した。
「メッシは違いを生み出せる存在であり、いかなる状況でも試合を決定付けられる力を持っている。しかし、どうして彼はバルセロナと同様のパフォーマンスを アルゼンチン代表でも見せることができないのだろうか? そう、これは組織力の問題なんだ。どんな優れた選手でも、チームメートのプレーに大きく左右され るということだ」
一方、ブラジル代表の若き大黒柱であるサントスのFWネイマールについては、常に話題となるレアル・マドリー入りに関しての言及を避ける一方、近い将来の欧州での成功に期待を込めた。
「ネイマールはこのまま成長を続けていけば、とてつもない選手になれるだろう。マラドーナやメッシのレベルまで達するかどうかまでは分からないけれどね。 彼にはレアル・マドリーに来てほしいけれど、実際にそうなるかは僕には分からない。いずれにしても、彼には欧州の一流クラブでプレーしてほしい。それは、 世界中のファンが望んでいることでもある」
現在のサッカー界を支えるスター選手についてコメントしたカカだが、自身が知る中でのベストは、今年2月に引退した元ブラジル代表FWのロナウド氏だという。
「僕がこれまで一緒にプレーした中で最高の選手はロナウドだ。ジダンとは対戦したことはあるけれど、同じチームで戦ったことはないからね。ロナウドは、たぐいまれなテクニックとスピードが完ぺきに融合した選手だ。それから、ロナウジーニョもそれに限りなく近い選手だね」
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