昨日の試合はまさにバルセロナが世界ナンバーワンの実力を見せつけた試合だったわね。あれだけ守備に徹したアルサド相手に4得点の圧勝!決勝では予想通りサントスとの決勝になった訳だけれど、このレベルの高い2チームがどんな試合を見せてくれるのか今から楽しみでしょうがないわ!
バルサが、メッシが魅了した。華麗なパスワークで、常に支配し続けた。超満員の6万6298人のサポーターが、その姿に大声援と、感嘆の息を漏らした。試合の大半を相手陣内でプレー。アジア王者アルサドを相手に、ボール支配率72%と圧倒して、4発快勝だ。
最大の見せ場は後半19分に訪れた。左からのパスを中央で受けたメッシがゴール正面を向きながら、同時にMFケイタの動きを確認。利き足でない右足で繰り出したスルーパスが、超守備的な相手DFラインを切り裂いた。絶妙アシストで3点目を演出。試合を決定づけた。
メッシに触発されるように、攻撃陣は圧巻だった。ドン引き布陣の相手はフィールドプレーヤー9人がペナルティーエリア内に下がってゴール前を固めた。強固なアジア王者の壁を自在に切り裂く4得点で圧倒した。
グアルディオラ監督は来日して、「こんなビッグチャンスは人生でも多くあることではない」と宣言した。09年以来2年ぶりの優勝へ、世界最強集団が本気 で世界一に王手をかけた。決勝の相手はサントス。「いい選手に恵まれているし、技術もある。対戦できるのはうれしい」とレベルの高い相手を歓迎した。
決勝は“ペレ2世”こと、ネイマール封じが1つのカギになる。DFプジョルは「マークするのが難しい選手。若くて、スピードがあり、将来性もある。ボールを持ったらどちらにいくか分からない。マークが難しい」と警戒心を強めた。
この日、両チーム最多の5本のシュートを放ったメッシ。後半21分にはオーバーヘッドでゴールを狙い、一番の大歓声を巻き起こした。試合後は無言を貫いた男が、次戦で世界一に導くゴールを決める。
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