こういった形で日本の若手が日本代表というフィールドで経験を積んでいく事は、何物にも替え難い貴重な体験だと思うわ。日本トップレベルのサッカーに触れる事によって、自分の中で何かが生まれるはずよ。期待するのは代表最年少ゴール。是非とも達成させてメディアの注目の的になってほしいわね。
12年初戦となる親善試合アイスランド戦(24日、長居)に臨むサッカー日本代表が20日、大阪府内で始動した。初選出された現役高校生のFW久保裕也 (18=J2京都)は緊張の初日にもかかわらず精力的な動きを披露。見守ったアルベルト・ザッケローニ監督(58)の評価も高く、98年4月の小野伸二 (18歳186日)を超えて史上2位となる若年デビュー(18歳62日)の可能性も浮上した。
さすがのスーパー高校生も緊張の色を隠せなかった。攻撃陣だけを集めて行われたフォーメーション練習。初めて代表練習に参加した久保はシュートを5本 放ったが、ネットを揺らしたのはゼロだった。昨季のJリーグで10得点、天皇杯の準決勝と決勝でも得点を奪った18歳は「きょうはガッチガチでした。みん な、シュートの精度とか凄かった」と目を白黒させた。
所属チームはJ2のため、視界に入るのは初対面の選手ばかり。昼食の際には大久保が目の前の席に座っていたが、緊張で話しかけることもできなかった。何もかもが初体験。「あすからはしっかりやりたい。失うものはないので」と気持ちを奮い立たせるのが精いっぱいだった。
そんな初々しい姿に、ザッケローニ監督は「緊張は当たり前。まだ18歳なのだから」と擁護。「彼はロンドンの後の五輪世代。次の五輪代表に入るための第 一歩だ」と高く評価し、「(合宿期間中の)3日間のどこかで、代表になるための能力を持っている、という話を(久保に)する」と直接面談する考えも明かし た。
本田や香川、清武ら前線の選手が負傷離脱している中、この日の練習でFW金園も負傷離脱。アイスランド戦で小野伸二をしのぐ史上2位の若年デビューの可 能性が浮上した。チャンスを与えられれば、金田喜稔氏の持つ史上最年少得点記録(19歳119日)更新への期待も膨らむ。「ゴール前での仕掛けを出してい きたい」。名将ザッケローニ監督の視線を背中に受けながら、次代の日本のエースは懸命にアピールを続けていく。
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