期待されていた本田のセリエA、ラツィオへの移籍が決裂してしまったわね。アタシ個人的にはラツィオで10番を着た本田の姿が見たかっただけに本当に残念な結果に終わってしまったけれど、本田はまだまだこれからの選手。次回にまたビッグクラブからの移籍話が来る事を期待して応援し続けていくわ!
CSKAモスクワのMF本田圭佑(25)のイタリアの名門ラツィオへの移籍が急転、破談となった。31日、イタリアの衛星テレビ局スカイ・スポーツが CSKAモスクワ広報の話として報じた。クラブ間で移籍金の額などで合意に達していたが、支払い方法が決裂の原因となったもようだ。
“ラツィオ本田”は土壇場で消えた。冬の移籍期間最終日となった31日のイタリア時間午後3時30分、地元の衛星テレビ局スカイ・スポーツは、CSKA モスクワ広報の「本田は残留する」というコメントを伝えた上で「従って本田の移籍は消滅した」と報じた。ラツィオの広報は本紙の取材に「今は何も話せな い」とコメントした。
破談の原因は移籍金の支払い方法だった。28日までに移籍金1400万ユーロ(約14億円)でクラブ間合意に達していた。31日付のコリエレ・デロ・ス ポルトなどの地元紙によると、ラツィオのロティート会長は30日にローマ市内のオフィスでCSKAモスクワの幹部と最終交渉。双方の弁護士が同席する中で 細部の詰めを行ったが、移籍金の支払い手続きで分割を希望するラツィオ側に対し、CSKA側はあくまで一括払いを要求。スカイ・スポーツが「CSKA側が 全く柔軟性を見せず暗礁に乗り上げた」と伝えたように、CSKA側の強硬姿勢が最後の最後で一転決裂という結果につながったもようだ。
本田にとってラツィオ移籍はステップアップとなるはずだった。年俸ダウンをのんででもセリエAでのプレーを熱望。ラツィオのレーヤ監督は31日、「本田 はイタリアに来たがっている。彼は中盤のさまざまなポジションがこなせるだろう」と新助っ人を切望していただけに、決裂は双方にとって悲劇的な結末となっ た。
本田が小学校の卒業文集に書いた「10番を着てイタリアでプレーする」という夢は今冬にはかなわなかった。右膝のリハビリから復活を期す本田は、CSKAモスクワのスペイン合宿に5日にも合流することになる。
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