好調続きのレアル・マドリードだけれど、これにはカカの存在がかなり大きく関係しているわね。前季は負傷で出場機会がほとんど無かったカカ。彼のポテンシャルは世界最高レベルなだけに、見事に復活を遂げた今期はかなり期待が出来そうね。バルサ、レアルの二強が定番だったリーガ・エスパニョーラに、今季はレバンテも健闘し現在首位。この闘いの行方がこれから本当に楽しみね。
26日に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節、ビジャレアルをホームに迎えたレアル・マドリーは、前半に挙げた3ゴールにより3-0で快勝した。こ れによりレアル・マドリーは、同日にレアル・ソシエダを3-2で下した首位レバンテから1ポイント差の2位をキープした。
昨シーズンの上位同士の対決となった一戦は、現在の両チームの状態の差がそのまま出ることとなった。公式戦6連勝中のレアル・マドリーは、逆に6試合白星がないビジャレアルを開始から圧倒すると、カカやディ・マリアのスピードを生かして相手の背後を次々と突く。
そして5分、初めてカウンターの形を作ったビジャレアルからあっさりボールを奪うと、ディ・マリアのロングパスを相手ディフェンスラインの裏で受けたベ ンゼマが冷静にシュートを決めて先制する。続く11分にも、ゴール正面でボールを受けたカカがミドルシュートを突き刺し、レアル・マドリーはあっという間 に2点を奪い取る。
勢いが止まらないレアル・マドリーはさらに30分、自陣深くでボールを受けたカカを起点に一気に前線までボールをつなぐと、最後はベンゼマのスルーパス を受けたディ・マリアがGKとの1対1を楽々と制する。この電光石火のカウンターによりレアル・マドリーのリードは3点となり、勝負は後半を待たずして決 する。
その後はさすがにペースが落ちたレアル・マドリーだが、シャビ・アロンソを中心とした中盤が試合をコントロールする。対するビジャレアルはもはや逆転は 厳しいと見たのか、後半の早い時間帯でデ・グズマンやロッシを下げてしまう。結局、後半はスコアが動くことなく終了し、レアル・マドリーがそのまま3点差 で勝利を収めた。
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