スペイン代表の選手にリーガエスパニョーラよりも優れていると言わしめるプレミアリーグは本当に大したものね。リーグのレベルの高さ以外にも選手にとってサッカーをプレーしやすい環境というものは本当に大事になってくるわよね。これから日本の選手もプレミアリーグに続々と進出する時代がやってくるかもしれないわ。その時がとても楽しみね。
チェルシーのスペイン代表FWフェルナンド・トーレスは5日、スペイン紙『マルカ』とのインタビューに応じた。
これまでアトレティコ・マドリー、リバプール、チェルシーの3チームでプレーしてきたトーレスは、「イングランドとスペインのどちらのリーグがレベルが上か?」との質問に対し、本音を隠すことなく回答した。
「リーグ運営や構造なども含め、プレミアリーグはリーガ・エスパニョーラよりはるかに優れている。とはいえ、これはリーガとの比較に限ったことではなく、 プレミアはいかなるリーグも凌駕(りょうが)している。スタジアムの座席占拠率、世界中のファンの観戦を可能とする試合の時間帯、選手のイメージアップ方 法など、試合のレベルの高さ以外でも、あらゆる面で抜きん出ている」
トーレスはまた、古巣アトレティコがこの夏の移籍市場でU-21スペイン代表GKダビド・デ・ヘアをマンチェスター・ユナイテッドに、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロをマンチェスター・シティに放出したことについて、正直な感想を述べた。
「アトレティコがレアル・マドリーやバルセロナと対等のレベルにないために、一流選手やカンテラ(下部組織)出身の有望な若手が退団してしまうのは残念 だ。とはいえ、移籍を決断した選手たちが、スペイン国内のライバルチームではなく、他国リーグを行き先として選ぶことは悪くないね」
一方、2008年のユーロ(欧州選手権)、2010年のワールドカップと最高峰の国際大会に連勝中のスペイン代表に関しては、ハングリー精神の欠如を懸念する声をきっぱりと否定した。
「僕たちには依然として高いハングリー精神がある。モチベーションの低い選手など代表にはいないし、そんな者は誰もがお断りだよ。問題があるとすれば全く逆で、全選手がレギュラー定着を望んでいるものの、1つのポジションでは1選手しかプレーできないということだろう」
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