日本代表でも大いに期待を集めている清武がやってくれたわね。このまま次戦も勝利で飾って勢いそのままにACLを制してほしいわ。
Jリーグ勢で唯一8強に進んでいる初出場のC大阪(J1)は、ホームで全北(韓国)を4‐3で下して先勝した。C大阪は、日本代表MF清武弘嗣(21) が、決勝ゴールを含む2ゴールの大活躍で逆転勝利を飾った。準々決勝はホームアンドアウェー方式で争われ、第2戦は27日に敵地の韓国・全州で行われる。
チームを窮地から救ったのはやはり清武だった。3‐3の後半36分、MF酒本の右CKを鮮やかにゴールへ突き刺し、チームに逆転勝ちをもたらした。「前 半にもチャンスはあった。自分がしっかり決めてたら、楽な試合になっていた」。2ゴールにも、背番号13は満足することがなかった。
1試合2得点は、清武にとってプロ初めてだ。「後半は何が何でもと思っていた。取られたら、取り返したい」。1点目は1‐2の後半11分。MF酒本の右 CKを頭で合わせた。「ヘディングは苦手じゃない…、得意なんで」。2点目も同じく酒本のCK。グランウダーのボールを右足で蹴り込んだ。「練習で決まっ たことはないが、試合で決まって良かった」。今度は2人だけのサインプレーで決めた。
日本代表に定着し、さらにロンドン五輪を目指すU‐22代表でも中心、もちろんC大阪でも大黒柱として活躍する。その成長にクルピ監督は目を細めた。 「清武のアシストはエクセレント。ゴールはもっと取れていい。今は少しずつ良くなっている段階」。2度のアシストをした酒本は「前半から『ゴール前にボー ルを上げて』と言われた」と的確な指示に敬服した。
準決勝1回戦はホームで勝利を収めたが、アウェーの2回戦に課題を残した。「アウェーゴールがあるし、もったいない。後半の失点を抑えれば良かったが」 と清武。ACLの決勝トーナメントはホーム・アンド・アウェー方式。しかも、得失点で並べば、アウェーゴール数が優先される。
C大阪が準決勝へ進出するには、引き分け以上なら問題なく、4得点で1点差の負けでも大丈夫。3得点で1点差の負けなら、延長戦。清武は「勝ったら行ける。勝つだけ」と邪念を振り払った。
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