日本代表での敗戦から気持ちを切り替えて、2得点に絡む活躍を見せた香川選手。ドルトムントの香川ここにあり!と存在感を示すには充分すぎる活躍だったわね。このままリーグ戦首位をキープして、ブンデスリーグ2連覇という偉業を是非とも達成して欲しいわね。
ブンデスリーガ(3日、ドルトムント2-1マインツ、ドルトムント)首位をいくドルトムントの日本代表MF香川真司(22)はマインツ戦(ホーム)に先 発し、後半32分に決勝点を決めて2-1の勝利に導いた。シュツットガルトの同FW岡崎慎司(25)はハンブルガーSV戦(アウェー)に左MFで先発し、 後半26分に退くまで2得点に絡み4-0大勝に貢献。DF酒井高徳は(19)左サイドバックでフル出場した。アウクスブルクの同MF細貝萌(25)もハ ノーバー戦(アウェー)にフル出場し、2-2で引き分けた。
先制しながら1-1と追い上げられる苦しい展開で、勝利への扉をこじ開けた。後半32分、右からの低い折り返しをニアサイドの香川はダイレクトで合わせた。クロスバーをたたきながらゴールマウスに吸い込まれ、値千金の決勝弾となった。
「目の前にこぼれてきたんで、冷静に決められた。イメージ通りといったら変だけど、普通に合わせただけ。うまく入ってよかった」
守りを固めるマインツに攻めあぐみながらも勝ち点3をもぎとり、「タフな試合で、勝ちきれたのは大きかった」と振り返った。クラブ記録の8連勝。リーグ2連覇にまた一歩近づいた。
とはいえ、若きエースからは反省の言葉が口をついた。「日本代表でああいう負け方をして、気持ちを切り替えるのが難しかった」。2月29日のウズベキス タン戦では、熱望してきたトップ下で初先発も完封負け。ショックと長距離移動で体調は万全ではなかったが、同じトップ下の位置で今度はきっちり決めた。
ゴールから3分後の後半35分に交代した香川は「内容的には納得していないし、申し訳ない」と振り返ったが、昨年と並ぶ8得点目を決め先制点にも絡んだ背番号「23」に約8万人の大観衆はスタンディングオベーション。Jリーグ時代と同じ応援歌で迎えた。
24戦を終えドルトムントは勝ち点55の首位。前節2位のバイエルン・ミュンヘンが敗れ勝ち点差は4から7に広がった。残りは10節。「これを自信に変 え、もっと成長していくしかない」と香川。6月にはW杯アジア最終予選も始まる。“ウズベク・ショック”を振り払ったシンジが、ザック・ジャパンでもゴー ルネットを揺らしてくれるはずだ。
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